カルペ・ディエム

Aqua Timez( アクア ) カルペ・ディエム歌詞
1.百年の樹

作詞:太志
作曲:Aqua Timez

もうどれくらいの闇を
步いてきたのだろう
うずくまった情熱を
何度も立ち上がらせ
紫の空の下 百年の樹は佇む
あなたも淋しかろうに
私は何人目の旅人ですか

昨日より少しだけでいい
ましな自分になりたいと もがく
繫いでくれる手がないのなら
淋しさを握り締めて
潔くひとり步く、步くけど…

優しくなれるようにと
弱さを授かったはずが
弱さを見せぬようにと
強さを切り貼りする
私のほんとうとは
私の真ん中とは
遠い「過去」の忘れもの
「今」なら間に合いますか

臆病な刀を振り回せば
綿のような優しさに抱きしめられ
あまりに廣い許しの中で
聲をあげて泣いた
ここはそう 百年の樹の足元

Back to the start...

決して華やかなものではない
人が見て羨むことでもない
泥を這うような 想いにまみれながら
昨日より少しだけでいい
ましな自分になりたいと もがく
繫いでくれる手がないのなら
淋しいと聲にして きちんと
愛を欲しがらなきゃ
欲しがらなきゃ


2.最後まで

(Album ver.)
作詞:太志
作曲:Aqua Timez

言葉なんかじゃ まとまんないくらい
例えようのない 不安があったり
それをこえる 心強さがあった
あなたがいてくれた
いい時も わるい時にも
「淚は最後だけでいい」と
こらえながら
あなたが 教えてくれた
一つ一つをこの手が忘れぬように
いつかは 僕も同じように
誰かのためにそれを渡せるように
樂しくも 樂とは言えぬこの道を
行けるとこまで

價值ってなんだろう
負けってなんだろう
正解ってなんだろう
間違いってなんだろう
才能ってなんだよ
そうゆう時にはいつだって
あなたがいてくれた
同じような苦しみの中
「ほんとに何なんだろうね」って
笑いながら
あなたが 受け止めてくれた
ゆるりと流れる風のように優しく
ほんとはすごく怖かった
逃げ出したかった
そんな言葉でさえも
くるまれて また新たな力になり
道を照らしてく

これ以上は できないってくらい
あんなにもさ 練習したのに
足がびびってらぁ

こんなに 苦しい道を 淋しい道を
共に驅け拔けてきた
ほんとは すごく怖かった
逃げ出したかった
そんな想いの淵で
いつだって あなたをそばに感じてた
最後の最後まで


3.プルメリア 〜花唄〜

作詞:太志
作曲:太志

この夢が この夢がいつか
葉う時には 僕の鄰に
君がいて そう 君がいて
そっと 微笑みあえたらいいな

まるで それは 約束されたような
一度きりの風の中の出逢い
ひたすらにスロ一モ一ションな 青い空
あの日 君に出會い
僕は下を向く數も隨分と減り
もう一人で笑顏を探そうと思わなくなった
手を繫いだって心が
距離を取ることもあるこの世界
鄰にいたって果てしなく遠く
感じることもあるこの世界を
いともたやすく 君は塗り替えた

この夢が この夢がいつか
葉う時には 僕の鄰に
君がいて そう 君がいて
そっと 微笑みあえたらいいな

君の陽氣な鼻唄が僕の日常を明るく染める
この剎那も 次々と色づく
思えば僕はいつも
何かを誰かのせいにして生きてきたよ
誰かのため 何かしようとするのではなくて
滿天の星空の下で
語り合ったことを思い出すよ
小さいけど夢があるって
靜かな空に誓いを立てるように
君は 僕に打ち明けてくれた
その夢が その夢がいつか
葉う時には 君の鄰に
僕がいて そう 僕がいて
そっと 微笑みあえたらいいな

大好きな歌をハミングしながら
窗邊に飾った花瓶に
丁寧に水をあげてる
後ろ姿を愛しく思いながら
僕は心に 強く誓ったよ

その瞳に 儚げな未來が
映る時にも 僕がそばにいる
いつまでも そう いつまでも
だから大丈夫さ そして
この唄が この唄がいつか
流行の影にしおれていっても
かまわない 君は變わらず
きっと花唄で聽かせてくれる
君がこの唄を 愛してくれる


4.真夜中のオーケストラ

作詞:太志
作曲:Aqua Timez
編曲:Aqua Timez

真夜中の歌が叫んだ
僕本当は、あの日からずっと

赤く透き通るタ暮れのあと
星たちは空に座り
それぞれの音奏でていた

素直になれと言われなくても
涙はもう僕の思いを連れて
足元で小さいな海になった

空は動かない
陽が昇り降りるだけ
地面は動かない
君が歩くか歩かないかだけだ

真夜中の歌が叫んだ
僕本当はひとりが嫌いだ
大嫌いだ

大切を知ってしまった
あの日からずっと

ああ 幸せなんて
小さいなスプーンで掬えるくらいで十分なんだ
分け合える
人がいるかいないかだけだ

季節のない街に
しゃがみこむ男の子
頭を撫でてくれる人が
いなかっただけ
それだけなのに

星と見つめ合う
寒がりな子供たち

真夜中の歌が叫んだ
僕本当はひとりが嫌いだ
大嫌いだ

ひとりぼっちで
生きて行けてしまうなんてこと

ああ 幸せなんて
小さいなスプーンで掬えるくらいで十分なんだ
分け合える
人がいるかいないかだけだ

真夜中の歌が叫ぶよ
僕本当は
僕本当は
淋しかった

太陽の眩しさに
かき消されても

さあ 旗を振ろうか
肩を組もうか ただ歌おうか
どれでもいいよ
分け合える
君がいるかいないかだけだよ


5.カルペ・ディエム

作詞:太志
作曲:Aqua Timez

線路脅に立つ夏草が
雨を喜んで飲み乾した 橙の18時
踵がすり減り くたびれたスニ一カ一
この旅で 巡り逢い
別れてきた人よ ありがとう
愛が何かも わからぬまま
明日も 僕は…

變わらないものってさ
とても綺麗でしょ
けど綺麗なものって
變わってしまうんだ
君のてのひらは 蝶々みたいに
僕のてのひらから そっと
羽ばたいていった
僕の手が 蜜の甘い
花じゃなかったから

空に吊るされた 鳥かごの中で
幾つもの不自由が泣き叫んでいる
やがて皆 大地の懷に抱かれ
目を閉じて 永遠の安らぎのなか
「ありがとう」 そして
「さようなら」
そう言って 記憶は向かう0へと

今日のうちならば 變わらないもの
探して 見つけられるかもしれないけど
百年經ったら 今いる僕ら
お互いに 生きてたことさえ
忘れられてしまう
お互いに 反に生まれ變わって
反に出逢ったとしても
覺えてない 覺えてない

變わらないものってさ
ほんとに綺麗だね
けど綺麗なものって
變わってしまうんだ
真っ直ぐな想い 途切れる言葉
どうやら 僕ら
上手には生きられない
旅が終わるとき 記憶の全てを失う
それがル一ルでも
1日だけ、10秒だけでいい
許されるのなら
私は あなたの淚を
乾かす風になりたい
そう願う 今日に 今に
意味はあるって 思うんだ

あなたを 覺えてたい...


6.刻 〜Interlude〜


7.メメント・モリ

作詞:太志
作曲:Aqua Timez

memento mori

文句を言っているうちに
一年が終わってしまったら
悲しみさえも 湧いてこないでしょう
噂話をしてるうちに
人生が終わってしまったら
憎しみさえも 湧いてこないでしょう
無意味なことは 一つもないけれど
氣の拔けたサイダ一みたいなのもやだ
彈けるような餘韻の真ん中で
最後の一日を 迎えたい
振り絞るように生きなければ
命は使いきらなければ
愛なら伝え拔いていかなければ
拔け殼のような日々をただ
突き破るように

結局のところ
絕望にしがみつかせてたのは
他の誰でもない 僕自身だろう
結局のところ
後悔に迷い迂ませてたのは
他の誰でもない 僕自身だよ
悲しくて歌いはじめた日のこと
嬉しくて歌い續けた日のこと
向き合ってくれるあなたがいること
いつか歌い終える日が來ること
ゆりかごの中で見た夢と
最期の光を繫げる
形にはならない憂鬱だとかを
粉々にできる音を 笑かせるように

どんな生き物も 始まりと終わり
二つの間で 過去と未來をもち
今だけを生きる 過去には生きられず
未來は曖昧で 今だけを生きる
ただよくなるように
ただよくなるように

いつかは散るものと知ってた
それでも笑きたいと願った
人の夢が儚いのだとすれば
その通りなのかもしれない
ただ、どこまでなのかと聞かれれば
どこまでもなのだと答える
心臟が命を打ち鳴らす限り
吹雪のような苦惱をただ
かきわけるように

嬉しくて歌い續けてきたこと
向き合ってくれるあなたがいる今日


8.風に吹かれて

作詞:太志
作曲:太志

君は8歲の少年
何處へでも行けるとしたなら
何處へ行きたいですか
僕ならどうだろう
8歲に戾って パパの廣い背中に寢そべって
またパイロットに なりたいな
放課後 運動場に誰もいなくなったのを確かめて
逆上がりの練習 ずっと見守ってくれてる電柱
續けたらきっと できるような氣がしてたんだ
あきらめ方なんて大人が考えてくれるよ
信じることより疑うことの方が 增えてきた今
それでもまだ これでもまだ 夢に心が彈むよ
全てを今日、一日のために懸けてきた
首をかしげる人もいた
だけど 葉うとか 葉わないとかじゃなくて
これが僕の生き方なんだよ
憧れを追いかけることにだけは
胸を張れる自分でいたい

君は8歲の少年 君が描いてゆく命の証明
この先きっと 財產っていう言葉に出會うだろう
それは廣いお屋敷や 大きな土地のことじゃない
君があの日 逃げずに手術にのぞんだこと
そう 君のパパとママがさ
誇りは何かと聞かれたら
この子が元氣に生きてることだって言うでしょう
忘れないでいて 怖くて眠れなかった日々でさえも
獨りじゃなかったってことを
してあげられることが
あるわけじゃないけど ただこうして
格好をつけて 格好つかないくらいで 歌ってくよ

ほどけたら 結びなおせばいい
何度でも僕は夢を見る
だから 屆くとか 屆かないとかじゃなくて
これが僕の生き方なんだよ
わかってる 立ち上がる度にまた
傷つくことは承知のうえ

そう 僕も8歲の少年
君と友達になってもいいかな いいよね?

全てを今日、一日のために懸けてきた
首をかしげる人もいた
だけど 葉うとか 葉わないとかじゃなくて
これが僕の生き方なんだよ
憧れを追いかけることにだけは
胸を張れる自分でいたい


9.MILKY BLUES

作詞:太志
作曲:太志

うまくいったり いかなかったり
上下すんのが自然の形
濁りたくないのならOK
淚だけはいつも透明
多忙な日々に心がざわついて
でもしっかり おなかはすいて
眠くもなって やっぱり1人じゃ無理で
don't stop won't stop breathing
don't stop searching for a reason
don't stop won't stop breathing
don't stop searching for a reason

日常というギブスに折り
たたまれたバラ色の奇蹟
目の前の景色は今や
彈かれた水性ペンの模樣みたいで
ああ 夢より あやふやなのさ
時々嫌になるよ

動けば感じられるのに
感じれば動くことができるのに
頭ではわかってるのに
動こうとしない
體はずっと待っている
僕らがいつ始めるかと
あなたはもうわかっている
僕らは始めるべきだと
don't stop won't stop breathing
don't stop searching for a reason
don't stop won't stop breathing
don't stop searching for a reason
don't stop won't stop breathing
don't stop searching for a reason
don't stop won't stop breathing
don't stop searching for a reason

日曜の朝 ミルクに解きほぐされて
やっと目が覺める
起きたまま眠っていたのか
しっかりと世界が動き出して見える
そう どんな形や色にも
グル一ヴをみつけられる

日常というギブスに折り
たたまれて奇蹟が枯れても
日常というリズムに飛び乘るだけでほら
僕たち響き合えるから
もう淋しい目をしないで
さぁ出かけよう


10.Let Loose

作詞:太志
作曲:Aqua Timez

It's a beautiful day かき鳴らそうぜ
太陽系第3 奇蹟の碧い星
偶然か運命か 黃色い言葉で描く風景畫
吹けば散ってしまうくらいの花も
言葉にして輝かせたいと
そう願って一枚描き
人の世に染まり明日に迷う
ほんとは何が欲しいか
自分でもわからなくなる
もっとでかく鳴らそうか
ガンガン搖らせ stand up for life
Jump jump 沸かせ rock on tha beat
ガンガン搖らせ stand up for life
滿開に笑いて on and on
ガンガン搖らせ stand up for life
Jump jump 沸かせ rock on tha beat
ガンガン搖らせ stand up for life
滿開に笑いて on and on

いつまでもお寶探しながら
浮かぶ夕暮れの長良川
どこまでも from 故鄉
幾年過ぎても ばあちゃんの孫
一日一日が歷史のはざま
繫がっていく仲間
怖れなど幻想の彼方
ねじれた運命に逆らう
ほんとは何が欲しいか
ほんの少しわかったよ
もっとでかく鳴らそうや
ガンガン搖らせ stand up for life
Jump jump 沸かせ rock on tha beat
ガンガン搖らせ stand up for life
滿開に笑いて on and on
ガンガン搖らせ stand up for life
Jump jump 沸かせ rock on tha beat
ガンガン搖らせ stand up for life
滿開に笑いて on and on

ガンガン搖らせ stand up for life
Jump jump 沸かせ rock on tha beat
ガンガン搖らせ stand up for life
滿開に笑いて on and on
ガンガン搖らせ stand up for life
Jump jump 沸かせ rock on tha beat
ガンガン搖らせ stand up for life on and on...


11.GRAVITY

作詞:太志
作曲:Aqua Timez

イカロスのような 無垢な勇気を失くして
今 生きてる僕ら
それなりの日々を それなりに ただ過ごして
はてなを握りしめてる
答えを探すと 迷路になる
答えが此処にあると知れば
全てが新しい音色になる
この風の向こうに
確かな輝きがあるはずさ そう信じて
その涙はきっと いつか乾くはずさ
今はまだ難しくても 今は遠く見えても
わずかな微笑みだけでいい 風を切って
息を切らして 走ってくんだよ

恐れることはない 君のその眼は
暗闇に段々 慣れてゆくよ
気をつけるべきは 君のその眼が
眩しさにすら 慣れてしまうこと
写真に映った林檎ならば
呼吸をすることなく
赤く 永遠に若く 燃え続ける
誰も愛さない そう決めていたのに
不意に胸が ときめいたり
大丈夫と言って だいじょばないことを
抱えきれず 涙に変えてきた

覚めない 夢の中で 過去さえも 未来さえも
塗り替えようとした 受け止めることが
怖くて 目を閉じた
僕の両腕で昨日のあなたを
抱きしめることはできず
僕の唇で明日のあなたにキスを
することもできないけど
追い風に乗って あなたの手をとって
今をただ駆け抜けて
夕暮れの向こうで 星が泣きだしたら
優しい歌 二人で歌おう
今はまだ 小さな声でいい
声にならなくてもいいよ
君と僕の唇を 歌で繋ごう


12.絵はがきの春

作詞:太志
作曲:太志

吐息でくもるガラス戶ごしに
眩しさを眺めていた
機に伏せて 抱きしめてみる
色とりどりの宇宙
好きな子に「おはよう」って言えた
あの朝のことは忘れない
ただ人は愛しいと思うのと同時に
愛されたいと願ってしまう生き物
君の手を強く握りしめて
凍えていたのは僕の方だと知る
君の手まで 冷たくしてしまうのに
強く握り返してくれた
これが分け合うということなのでしょうか
少しだけ わかった氣がしました 神樣

一段飛ばし 驅け上がる度
背中で彈むランドセル
月曜の朝 癖毛がはしゃぐ
幼い日の君を想う
君も思い描いてくれてるのかな
僕がどんな風に過ごしてきたかを
規則的に繰り返される 君の寢息を
聞いていたら 朝に包まれた
柔らかい陽射しを 味方にして
安らかな春を 探しにゆこう
汽車に乘り 地圖を見ずに 心のまま
森の中を風が 泳ぐように 自由に

遠くても同じ月を見てた
遠くても同じ光を見てた
遠くてもひとつしかない 潤んでも信じた
手を繫ぎ 見上げる 真晝の月
人の手ってこんなにあったかいんだ
人生ってまだこんなに素晴らしいんだ
君が笑うと僕もうれしい
そう思える自分にやっと出逢えた
君にもそう思ってもらえる日が來るように
繪はがきの裡 あの春の景色を
たよりに 君と探せたら…


13.銀河鉄道の夜

作詞:太志
作曲:太志

ひとりぼっちを乘せて 夜を走る列車
車窗から見える家々の燈り
そのひとつひとつに それぞれの喜び
それぞれに暮れる悲しみがある
愛は痛みを欲しがるから
芽生えても育てるのは容易くない
笑かせるほど棘が刺すから
思いが強いほど 思い通りにいかない
手を伸ばせば 手を伸ばせば
屆くような氣がして
手を伸ばすほど 手を伸ばすほど
暗闇は深くなり 光は強く…

この夜の真實に この夜の正體に
少しずつ氣付きはじめてしまった
眩しさに全てを見透かされたくなくて
暗闇へと逃げ迂んだのは誰?
不幸になりたいなんてことを
願ってる人はいないのに
皆幸せになりたいだけなのに
生きる事はもう 迷宮のようで
手を伸ばせば 手を伸ばせば
屆くような氣がして
手を伸ばすほど 手を伸ばすほど
暗闇は深く…

もっと遠くへ もっと遠くへ
行きたくて頰を濡らし
もっと遠くへ もっと遠くへ
行きたくて汗を振り切って進む
まぶたの裡 そこにはただ
まぶしいほどの銀河の海
まだ何にも終わってない
まだ始まってさえもいない
今が全て 全てが今
さぁ步けるだけを步こう
途方もない美しさと
廣がりに滿ちた世界を生きる

風の靴を履いて夢を
追いかけると決めた日のこと
忘れてない 生まれたての
陽の光のようなワクワク
まだこんなに まだこんなに
僕の心は夢を見れる
自分ですら 不思議なくらい
確かな足取りで今日を進む

もっと遠くへ もっと遠くへ

もっと遠くへ